立体特異的アジリジン化:人名反応エポキシ化の窒素バージョン
プリリツェフエポキシ化類似の機構によるアジリジン合成法が開発された。遷移金属触媒を用いず、容易にアルケンからジアステレオ特異的にアジリジンを得ることができる。 プリリツェフエポキシ化とアジリジン合成 エポキシドは、一般的 […]
View Article科学論文を出版するエルゼビアとの購読契約を完全に打ち切ったとカリフォルニア大学が発表
世界最大の科学出版社であるエルゼビアによって出版された学術誌の購読を完全にやめるとカリフォルニア大学(UC)が発表しました。カリフォルニア大学は大学に所属する研究者が発表した論文を全ての人に対して無償公開することを要求し […]
View Article有機色素の自己集合を利用したナノ粒子の配列
第186回のスポットライトリサーチは、関西学院大学 増尾研究室の山内光陽 助教にお願いしました。山内先生は以前にもスポットライトリサーチにご登場頂いており、今回は2回目の掲載になります(参照:光刺激で超分子ポリマーのらせ […]
View Article第99回日本化学会年会 付設展示会ケムステキャンペーン Part III
日本化学会年会中の付設展示会に出展する企業とのコラボーレーションにより読者のためにキャンペーンを企画しています。参加いただいた企業の付設展示会情報とケムステ読者特典を3回にわたり紹介します。 第一弾・第二弾の記事につづい […]
View Article有機合成化学協会誌3月号:鉄-インジウム錯体・酸化的ハロゲン化反応・両親媒性ジアリールエテン会合体・アミロイド選択的光酸素化・カリウムイオン競合型アシッド...
有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2019年3月号がオンライン公開されました。 今月号のキーワードは、 「鉄-インジウム錯体・酸化的ハロゲン化反応・両親媒性ジアリールエテン会合体・アミロイド選択的光酸素化・カ […]
View Article分子形状初期化法「T・レックス」の実現~いつでもどこでも誰でも狙った場所だけ狙ったタイミングで~
第186回スポットライトリサーチは、東京大学の本多智先生にお願いしました。 本多先生は、以前にもスポットライトリサーチでインタビューさせていただいており、そのときにはターミネーターに登場する悪役アンドロイド T-1000 […]
View Article求電子剤側で不斉を制御したアミノメチル化反応
イミニウムイオンの対アニオンで不斉を制御するアミノメチル化反応が報告された。求核剤側で不斉を制御する従来法とは異なり、新しい求核剤を用いることができる。 アミノメチル化とその不斉制御法 天然物や医薬品に頻出する「アミノメ […]
View Article理論的手法を用いた結晶内における三重項エネルギーの流れの観測
第187回のスポットライトリサーチは、筑波大学 生命物理研究グループ 重田研究室で特別研究員を務められていた、佐藤竜馬(さとう りゅうま)さんにお願いしました! 佐藤さんは現在は基礎科学特別研究員として理化学研究所に在籍 […]
View ArticleCSJジャーナルフォーラム「ジャーナルの将来像を考える」
いよいよ今年も日化年会の期日が迫って参りました!ケムステでも例年通り、参加者の方々に有益な各種企画の紹介を行なってきております(関連記事参照)。 さて、ケムステ的には外せない、もう一つの目玉企画があります。 それが3/1 […]
View Article研究者のためのCG作成術④(レンダリング編)
Naphtです。研究者のためのCG作成術①、②、③に続き、研究者向けのCGの作り方について紹介しようと思います。質問等は随時受け付けますのでコメント欄に記入するかご連絡下さい。 前回はVestaで作成したCifファイルを […]
View Article触媒的不斉交差ピナコールカップリングの開発
第188回目のスポットライトリサーチは、竹田 光孝(たけだ みつたか)さんにお願いしました。 所属する大宮研究室からの成果は以前にもスポットライトリサーチに登場しています(参照:医薬品への新しい合成ルートの開拓 〜協働的 […]
View Articleチオカルバマートを用いたCOSのケミカルバイオロジー
チオカルバマート型硫化水素ドナー分子を用いた硫化カルボニル(COS)の生理学的機能の研究が行われた。COSが量依存的な細胞毒性を示すことが明らかとなった。 硫化水素と硫化カルボニル(COS) 硫化水素(H2S)はガス状シ […]
View Articleシアノヒドリンをカルボン酸アミドで触媒的に水和する
第189回目のスポットライトリサーチは、神田 智哉(かんだ ともや)さんにお願いしました。 神田さんは修士課程から名古屋大学大学院理学研究科・野依特別研究室に所属し、今回紹介するお仕事のキーマンとして活躍されました。すぐ […]
View Article論文・学会発表に役立つ! 研究者のためのIllustrator素材集: 素材アレンジで描画とデザインをマスターしよう!
概要 Adobe Illustratorを用いたイラスト作成の入門書。すぐに使えるイラスト素材が300点近く掲載されている。配色やレイアウトをセンス良く見せるコツも掲載。 Part1 イラスト素材一覧 Part2 Ill […]
View Article日本薬学会第139年会 付設展示会ケムステキャンペーン
日本化学会年会では毎年恒例の付設展示会ケムステキャンペーンを行いました。 さて、本日から日本薬学会第139年会が4日間に渡り開催されます。日本化学会年会には及びませんが、薬学関係者が1年に一度一同に集まる大きな会です。 […]
View Article少量の塩基だけでアルコールとアルキンをつなぐ
カリウムtert–ブトキシドを触媒とするα–アルキルケトン合成法が報告された。遷移金属を用いず、高い原子効率の炭素–炭素結合形成反応である。 遷移金属を用いない炭素–炭素結合形成反応 遷移金属触媒 […]
View Article【書籍】フロンティア軌道論で理解する有機化学
「軌道の見方がわかる!有機反応を一貫して軌道論に基づいて解説。新しい有機化学を切り拓く読者へ贈る入魂の一冊」 (引用:書籍の帯) 昨年末刊行された「フロンティア軌道論で理解する有機化学」をご存じでしょうか。 今回はこの本 […]
View Article博士課程に進学したあなたへ
どういった心構えで研究生活を送るべきかについて、昨年ですが面白い記事がNatureに出ていたので、紹介したいと思います。記事の著者がイギリス人なので、所々日本とシステムやら研究に対する姿勢が違うところもあるので異なった書 […]
View Articleニコラス-ターナー Nicholas Turner
ニコラス ターナー (Nicholas Turner, 1960年6月2日イギリス、ケント州Orpington生)はイギリスの酵素化学者である。マンチェスター大学教授(写真:マギル大学化学科)。 経歴 1979‐1982 […]
View Article化学的に覚醒剤を隠す薬物を摘発
化学変化を加えると覚醒剤に加工できる指定薬物を密輸しようとしたなどとして、東京税関成田支署と成田空港署は20日、医薬品医療機器法違反(営利目的輸入)などの疑いで、中国人の男を現行犯逮捕したと発表した。逮捕は2月28日。同 […]
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