SciFinder Future Leaders 2017: プログラム参加のススメ
ケムステをずっと見ている方にはもうお馴染みですが、今年もCASが主催するSciFinder Future Leaders プログラムの参加募集が開始されました。 ケムステの過去記事(①、②、③、④)にもあるように、このプ […]
View ArticleNature Reviews Chemistry創刊!
ついこの前2017年がはじまったともったら、もう2月ですね。あっという間です。さて、今年に入りシュプリンガー・ネイチャーから新しいジャーナルが創刊したのはご存知でしょうか。 その名も「Nature Reviews Che […]
View Article教科書を書き換えるか!?ヘリウムの化合物
18族元素、すなわち貴ガス元素の化合物があるってご存じでしたか? そりゃあケムステの読者の皆様でしたら知ってましたよね。筆者が高校生くらいの時は、希ガス元素は化合物を作らないと教え込まれた気がします。でも最近の高校の化学 […]
View Article4つの性がある小鳥と超遺伝子
スズメに似た野鳥、ノドジロシトドの体色には白色と黄褐色の2 種類があり、ほとんどのつがいは白– 黄褐である。つまり配偶者選びは、雄か雌かだけでなく体色にも左右されるのだ。このような「2 つ目の性染色体」を持つ生物は珍しく […]
View Article最近の有機化学注目論文1
久々の投稿になります。これまで不定期で、有機化学に関する論文を1つ1つ紹介してきましたが、もう少し多く論文を紹介したいと考えました。そこで、しばらく最近の有機化学分野の注目論文を要点のみ、1つの記事でいくつか紹介する連載 […]
View Article「同時多発研究」再び!ラジカル反応を用いたタンパク質の翻訳後修飾
タイトルで完全にネタバレですが、少し前にScience誌にラジカル反応を用いたタンパク質の翻訳後修飾についての論文が同時に2報発表されました。 A chemical biology route to site-speci […]
View Article2016年JACS Most Read Articles Top10を眺める
Tshozoです。 タイトルの件、ACIEやNCなどの昨年分をざっと見直していましたところ、JACSの中身がずいぶん偏った特徴があった内容だったので採り上げてみることにしました(注:2017年2月5日時点でのデータに基づ […]
View Article誰でも使えるイオンクロマトグラフ 「Eco IC」新発売:メトローム
水溶液中のカチオンやアニオンの濃度を測定することができるイオンクロマトグラフィー。 先月スイスの分析機器メーカー、メトロームより新しいイオンクロマトグラフ 「Eco IC」Cが新発売されました。本記事ではこの製品について […]
View Articleバイエルワークショップ Bayer Synthetic Organic Chemistry Workshop 2017
今年もバイエル社が主宰する、ポスドクworkshop が行われます。会期は5月6日から9日まで、場所はドイツ、ケルン郊外のお城です。要旨の締め切りは今月19日まで。 (引用:Bayer) ワークショップの告知です。地元の […]
View Articleタンパク質の非特異吸着を抑制する高分子微粒子の合成と応用
第80回のスポットライトリサーチは、信州大学大学院 総合工学系研究科 鈴木研究室博士2年の呉羽拓真さんにお願いしました。 生命機能・ファイバー工学専攻に籍を置く鈴木研究室では、「高分子微粒子の次元制御とマイクロ空間場にお […]
View Article核のごみを貴金属に 現代の錬金術、実験へ
理化学研究所は、原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)に含まれる長寿命の放射性物質を、生活に役立つ貴金属に変える実証実験に2018年度から着手する。理論上は可能とされるがこれまで実用化には至らず、「現代の錬金術」と […]
View Article3日やったらやめられない:独自配位子開発と応用
キラルなα-カチオン性リン配位子を設計、合成し、Au触媒を用いた分子内ヒドロアリール化反応へ適用することで[6]ヘリセンの新規不斉合成が達成された。 α-カチオン性リン配位子 遷移金属触媒反応における配位子の重要性は高く […]
View ArticleEvonikとはどんな会社?
Tshozoです。こないだ紹介したAkzonobelつながりで今回はドイツ特殊化学品の雄 Evonikをご紹介します。 ブンデスリーガ BVB ドルトムントの公式スポンサーとしても有名 同社のこちらのサイトより引用 いち […]
View Article最近の有機化学論文2
前回に引き続き、注目の有機化学に関する論文を紹介いたします。 【有機反応】δ位選択的なsp3C–H結合の炭素結合形成反応 Site-Selective Alkenylation of δ-C(sp3)‒H Bonds w […]
View Article「アニオン–π触媒の開発」–ジュネーブ大学・Matile研より
「ケムステ海外研究記」は節目となる第10回目を迎えました!記念すべき本寄稿は、第6回目の志村さんからのご紹介で、ジュネーブ大学化学・生命化学科(Stefan Matile研)博士研究員の赤松允顕(あかまつ まさあき)さん […]
View Articlealreadyの使い方
副詞「already」は日本人が最もよく誤用する語の一つです。私が読んできた日本人学者による論文では、「already」が使用される過半数の場合その用法が誤っています。多くの場合は、「already」が表す意味は単に不要 […]
View Articleリン–リン単結合を有する化合物のアルケンに対する1,2-付加反応
第81回のスポットライトリサーチは、大阪府立大学大学院工学研究科小川研究室修士2年の佐藤悠樹さんにお願いしました。 小川研究室のHPには「限りある資源から必要なものを無駄なくかつ安全に創る」というスローガンが綴られていま […]
View ArticleImaging MS イメージングマス
質量分析計 (MS) は化合物の同定手段として一般に用いられ有機小分子だけでなく、現在ではMS-MS解析や高分解能分析によりオミクス研究の分野においても多用されています。イメージングMSは質量分析法と顕微鏡が合わさった手 […]
View Article音声入力でケムステ記事を書いてみた
仕事の効率を上げないといよいよ(体調的にも精神的にも)追い付かなくなりつつあるcosineです。皆さんこんにちは。 以前よりケムステでは、化学研究お役立ち情報処理術・「化学研究ライフハック」 シリーズを提供してきています […]
View Article水分子が見えた! ー原子間力顕微鏡を用いた水分子ネットワークの観察ー
第82回のスポットライトリサーチは、東京大学大学院新領域創成科学研究科杉本研究室の塩足亮隼(しおたり あきとし)助教にお願いしました。 杉本研究室では、走査型プローブ顕微鏡により個々の原子を直接観察する技術を用いて、①活 […]
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