世界最高の耐久性を示すプロパン脱水素触媒
第273回のスポットライトリサーチは、北海道大学触媒科学研究所・中谷勇希さんにお願いしました。 プロパンを脱水素してプロピレンへと変換する触媒のように、工業的に重要な触媒はその耐久性が課題となります。中谷さんは、触媒の不 […]
View Article常圧核還元(水添)触媒 Rh-Pt/(DMPSi-Al2O3)
一般的な特長 Rh-Pt/(DMPSi-Al2O3)は、優れた活性を示す水素還元(水添)触媒です。ロジウムと白金の二元金属系ナノ粒子(粒子径:5-6 nm)が、ジメチルポリシランとアルミナに担持された固定化触媒であり、回 […]
View ArticleDNAナノ構造体が誘起・制御する液-液相分離
第274回のスポットライトリサーチは、佐藤佑介 博士にお願いしました。 液-液相分離は近年の一大トピックとなっている細胞内化学現象の一つであり、様々な生命現象およびその制御機構の足場になると考えられています。佐藤さんは東 […]
View Article第120回―「医薬につながる複雑な天然物を全合成する」Richmond Sarpong教授
第120回の海外化学者インタビューは、リッチモンド・サーポン教授です。カリフォルニア大学バークレー校化学科に所属し、複雑天然物の全合成のための戦略および方法論の開発に取り組んでいます。それではインタビューをどうぞ。 Q. […]
View Article化学者のためのエレクトロニクス講座~有機半導体編
このシリーズでは、化学者のためのエレクトロニクス講座では半導体やその配線技術、フォトレジストやOLEDなど、エレクトロニクス産業で活躍する化学や材料のトピックスを詳しく掘り下げて紹介します。 今回は、将来シリコンや化合物 […]
View Article電子実験ノートSignals Notebookを紹介します ②
前回に引き続き(間がだいぶ空いてしまいましたが、、、) Signals Notebookの使い方解説(兼宣伝)をしていきます。 今回のテーマは「検索機能を使いこなす」です! Signals Notebook […]
View Articleイグノーベル賞2020が発表 ただし化学賞は無し!
「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる業績」に対して贈られるノーベル賞のパロディである「イグノーベル賞」の2020年度受賞研究が発表されました。2020年度は京都大学霊長類研究所の西村剛准教授が「ヘリウムを吸ったワニの鳴 […]
View Article「未来博士3分間コンペティション2020」の挑戦者を募集
科学技術人材育成のコンソーシアムの構築事業(次世代研究者育成プログラム) 「未来を拓く地方協奏プラットフォーム (HIRAKU)」(代表機関 広島大学)主催で、未来博士3分間コンペティションを開催します。 これは、博士課 […]
View Article分子運動を世界最高速ムービーで捉える!
第275回のスポットライトリサーチは、東京大学大学院理学系研究科化学専攻 博士課程・清水俊樹 さんにお願いしました。 清水さんの所属する中村研究室では、分子の姿や化学反応の様子を電子顕微鏡で捉えるという、世界に類例のない […]
View Articleケムステバーチャルプレミアレクチャーの放送開始決定!
主に最先端化学に関する講演者をテーマ別で招待しオンライン講演を行っていただくケムステバーチャルシンポ(ケムステVシンポ)。 本年5月1日に第1回目を開催、これまで9回開催しました。参加登録者は全体で1万2000人を超え、 […]
View Article高知市で「化学界の権威」を紹介する展示が開催中
明治から昭和にかけて“化学界の権威”として活躍した高知出身の化学者=近重真澄を紹介する展示が高知市で開かれています。 (引用:8月25日テレビ高知) 近重真澄(ちかしげ・ますみ)は、明治3(1870)年9月3日、高知県高 […]
View Article第121回―「亜鉛勾配を検出する蛍光分子の開発」Lei Zhu教授
第121回の海外化学者インタビューは、Lei Zhu教授です。フロリダ州立大学 化学・生化学科で、亜鉛の超分子化学と生物無機化学を研究しています。それではインタビューをどうぞ。 Q. あなたが化学者になった理由は? 高校 […]
View Article化学者のためのエレクトロニクス講座~代表的な半導体素子編
このシリーズでは、化学者のためのエレクトロニクス講座では半導体やその配線技術、フォトレジストやOLEDなど、エレクトロニクス産業で活躍する化学や材料のトピックスを詳しく掘り下げて紹介します。 今回は、身近にあふれる半導体 […]
View Articleアズワンが第一回ケムステVプレミアレクチャーに協賛しました
さて先日お知らせいたしましたが、ケムステVプレミアクチャーという新しい動画配信コンテンツをはじめます。 大変著名な化学者に長時間公演していただき、各分野のトップサイエンティストとその化学をしってもらうのが目的です。 しか […]
View Articleクラリベイト・アナリティクスが「引用栄誉賞2020」を発表!
9月23日に、クラリベイト・アナリティクス社から、2020年の引用栄誉賞が発表されました。 この賞は、Web of Scienceの論文引用データをもとに、医学・生理学、物理学、化学、経済学分野において、特に影響力のある […]
View Article細胞懸濁液をのせて、温めるだけで簡単に巨大ながんスフェロイドができる
第276回のスポットライトリサーチは、東京農工大学大学院工学研究院 准教授の吉野 大輔(よしの だいすけ)さんにお願いしました。 吉野先生は2019年の11月から東京農工大で研究室を主催されています。機械工学を専門とされ […]
View Article第一回ケムステVプレミアレクチャー「光化学のこれから ~ 未来を照らす光反応・光機能 ~」を開催します!
ノーベル賞の発表も来週に迫っていますし、後期も始まりますね。10月から新しく始まるシーズンに、どことなくワクワク感を感じている方も多いのではないでしょうか。 そのワクワク感を後押しすべく、ケムステからも心から熱くなれる企 […]
View Articleケムステ版・ノーベル化学賞候補者リスト【2020年版】
各媒体からかき集めた情報を元に、「未来にノーベル化学賞の受賞確率がある、存命化学者」をリストアップしています。 仕分けは学問分野ごとです。学際的な仕事は独断と偏見で分類しています。 ノーベル賞予想の参考資料としてご活用く […]
View Article偽造ウイスキーをボトルに入れたまま判別する手法が開発される
スコッチ・ウイスキーは世界中の多くの人々に愛されていますが、近年ではビンテージもののスコッチ・ウイスキーの需要増加に伴い、製造年数が偽造されたスコッチ・ウイスキーが市場で多く出回っています。偽造ウイスキーかどうかをボトル […]
View Article第124回―「生物・医療応用を見据えたマイクロ流体システムの開発」Aaron Wheeler教授
第124回の海外化学者インタビューはアーロン・ウィーラー教授です。トロント大学化学科に所属し、化学、生物学、医学の問題を解決するための小型化システムの開発に取り組んでいます。それではインタビューをどうぞ。 Q. あなたが […]
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